麻雀を始めてみたものの、覚えることが多くて難しい。あるいは、始める前から難しそうで手が出せない。そう感じている方は少なくありません。この記事では、初心者がつまずきやすい場所を順番に取り上げ、それぞれなぜ難しく感じるのかをお伝えします。
結論から言えば、麻雀が難しいのではなく、覚える順番を間違えると難しくなる
というのが実際のところです。
東林間ぞうさん健康麻雀教室でも、この順番を大切にしながらお伝えしています。
麻雀が難しいのではなく、覚える順番で難しくなっている
はじめに結論をお伝えします。麻雀が難しく感じるいちばんの原因は、覚えるべきことの順番が整理されていないことです。
麻雀の解説書や動画は、牌の説明、役、点数計算までを一度に扱っているものが多くあります。すべて必要な知識ではあるのですが、初めての方が最初から全部を頭に入れようとすると、かならず途中で苦しくなります。
実際には、最初に必要なのはごく一部です。牌の名前をだいたい覚え、三枚一組の形を知り、あがりの形をひとつ理解する。この三つだけで、卓を囲むことはできます。残りは、打ちながら少しずつ足していけば十分です。
この記事では、多くの方が実際につまずく場所を順番に取り上げていきます。今つまずいている方は、自分がどこで止まっているのかを確かめる目安としてお読みください。
麻雀の「難しさ」は三つに分けられます
つまずきの話に入る前に、麻雀の難しさを整理しておきます。ここを分けて考えると、対処がしやすくなります。
ひとつめは、覚えることの難しさです。牌の種類、用語、役の名前など、暗記に近い部分がこれにあたります。時間はかかりますが、繰り返すうちに自然と身につきます。
ふたつめは、判断の難しさです。どの牌を捨てるか、鳴くべきか、どの役を目指すか。正解がひとつに決まらないため、慣れるまで迷います。
みっつめは、所作の難しさです。牌を積む、配牌を取る、点棒をやり取りする。ゲームそのものとは別に、手を動かす部分の慣れが必要です。
初心者が「難しい」と感じているとき、実はこの三つのどれで困っているのかがはっきりしていないことがよくあります。分けて考えるだけでも、気持ちがずいぶん楽になります。
初心者がつまずきやすい8つのポイント
① 牌の種類と名前が覚えられない

最初の関門がここです。麻雀牌には数字が書かれた三種類の牌と、漢字が書かれた牌があり、合わせると34種類になります。この数を見た時点で、身構えてしまう方が多くいらっしゃいます。
ただ、実際には三種類のグループを覚えれば、あとは同じ考え方の繰り返しです。漢数字が書かれたもの、丸い印が並んだもの、細長い形が並んだもの。それぞれに1から9まであるという構造がわかれば、見た目ほど複雑ではありません。
つまずきやすいのは、細長い形の牌の1だけ絵柄が違う点や、漢字の牌をひとまとめに扱う理由がわからない点です。こうした例外は、理屈で覚えるより、何度も見て慣れるほうが早く身につきます。
② 専門用語が耳から入ってこない
順子、刻子、雀頭、面前、鳴き。麻雀には独特の言葉が多く、これが壁になります。周りの人が普通に使っている言葉の意味がわからないと、それだけで居心地が悪くなるものです。
とはいえ、最初に必要な用語は多くありません。連続した数字の三枚組、同じ牌の三枚組、同じ牌の二枚組。まずはこの三つの形が言葉と結びつけば、会話の大半はついていけます。
ここでのコツは、わからない言葉が出たその場で聞いてしまうことです。あとでまとめて調べようとすると、何がわからなかったのかを忘れてしまいます。
③ あがりの形がイメージできない
麻雀のあがりは、三枚一組を四つと、同じ牌の二枚組を一つ揃えた形です。文字で読むと簡単そうですが、手元の十三枚を見ながらこの形を思い描くのは、慣れるまで難しいものです。
多くの方がつまずくのは、バラバラの牌を見たときに「あと何が来れば完成するのか」が見えない点です。これは知識の問題というより、目の慣れの問題です。
早く慣れるには、完成した形を何度も見ることです。自分の手だけでなく、人があがった手を見せてもらうのも役に立ちます。形の見本が頭に増えるほど、自分の手も整理して見えるようになります。
④ 揃ったのに、あがれない
初心者が最初に驚くのがここです。形は完成しているのに、あがれないと言われる。理由は、麻雀には「役」が必要だからです。
役というのは、あがるための条件のようなものです。決められたいくつかの型のうち、どれか一つにあてはまっていないと、形が揃っていてもあがることができません。
役は数十種類ありますが、最初から全部を覚える必要はまったくありません。実際によく出るものは限られています。まずは代表的なものを二つか三つ知っておけば、打ちながら少しずつ増やしていけます。ここを一度に詰め込もうとして、麻雀は難しいと感じてしまう方が本当に多いところです。
⑤ どの牌を捨てればいいかわからない
これは、判断の難しさにあたる部分です。牌を引いたら一枚捨てる。そのたびに選択を迫られるため、初心者にとっては負担の大きい場面です。
最初のうちは、完成に近い形から遠い牌を捨てる、という考え方だけで十分です。使い道のなさそうな牌から手放していけば、大きく外れることはありません。
ただ、ここで悩みすぎて時間がかかり、周りに申し訳なくなってしまう方がいらっしゃいます。教室では、迷ったときにどう考えるかをその場でお伝えできますので、一人で抱え込む必要はありません。
⑥ 鳴きの判断と、声を出すこと
他の人が捨てた牌をもらって自分の組を作ることを、鳴きと言います。ポン、チーといった発声をして、牌を場に見せる動作が必要です。
つまずく理由は二つあります。ひとつは、鳴いていいのかどうかの判断が難しいこと。もうひとつは、声を出すこと自体に抵抗を感じる方が多いことです。
判断のほうは、慣れるまで無理に鳴かなくても問題ありません。声のほうは、周りも同じことをしているうちに自然と気にならなくなります。最初の数回さえ越えれば、ここは案外あっさり解決します。
⑦ 点数計算がわからない
多くの方が最大の壁だと思っているのが点数計算です。あがった手の価値を計算するもので、複数の要素をかけ合わせて求めます。
ただ、はっきりお伝えしておきたいのは、点数計算ができなくても麻雀は打てるということです。実際の場では、早見表を使ったり、周りの方が確認したりしながら進めることがほとんどです。
ですから、点数計算は後回しにして構いません。ここを最初に持ってきてしまうと、麻雀そのものが嫌になってしまいます。打つのが楽しくなってきてから、少しずつ触れていくほうが結果的に早く覚えられます。
⑧ 手つきやスピードについていけない
牌を積む、配牌を取る、山から引く。こうした動作は、ルールとは別に覚える必要があります。周りの方の手が速く見えて、焦ってしまうこともあるでしょう。
ここは、練習量がそのまま慣れになる部分です。特に牌を積む動作は、最初はうまくいかなくて当たり前です。何度か繰り返すうちに、手が勝手に動くようになります。
焦る必要はありません。教室であれば、周りも同じように覚えている途中の方が多く、待ってもらえる場です。
2、3回打ったあとに感じやすい、もうひとつの壁
数回打ってみると、最初とは違う戸惑いが出てきます。ここも知っておくと、気持ちが折れにくくなります。
ひとつは、自分の手が進んでいるのかわからないという感覚です。牌は引けているのに、完成に近づいている実感がない。これは、あがりまでの道筋がまだ見えていないためで、形の見本が増えるにつれて解消していきます。
もうひとつは、なぜ振り込んでしまったのかがわからないという戸惑いです。相手の手を読むというのは、ある程度慣れてから身につく部分なので、この段階でできなくても何の問題もありません。
そして、周りに迷惑をかけているのではないかという気持ち。これがいちばん、続けるかどうかを左右します。ただ、麻雀は四人で成り立つものですから、覚えている途中の方がいるのは当たり前のことです。教室という場は、まさにそのためにあります。
つまずきを乗り越えるための三つのコツ
ここまでを踏まえて、覚えるうえで役に立つ考え方を三つお伝えします。
ひとつめは、覚える順番を守ることです。牌の名前、三枚組の形、あがりの形、代表的な役。この順で進めれば、無理なく積み上がります。点数計算を先に持ってこないことが、なによりのコツです。
ふたつめは、わからないことをその場で聞くことです。麻雀は場面が次々に進むため、あとで思い出そうとしても状況ごと忘れてしまいます。疑問が出たその瞬間に確かめるのがいちばん確実です。
みっつめは、人と比べないことです。麻雀を覚える速さには個人差があります。三回で形が見えてくる方もいれば、十回かかる方もいます。どちらも普通のことで、続けていればどちらも打てるようになります。
独学より、教えてもらったほうが早い理由
麻雀は、本や動画だけでも知識としては学べます。ただ、実際に打てるようになるまでとなると、独学は遠回りになりやすい趣味です。
理由は、麻雀が四人で行うものだからです。一人で覚えたつもりでも、卓に着くと手が止まります。逆に、教えてもらいながら打てば、その場で疑問が解けて次に進めます。
もうひとつは、優先順位を判断してもらえることです。初心者にとっていちばん難しいのは、覚えるべきことと後回しでいいことの区別です。教える人がそばにいれば、今つまずいている部分だけを取り出して教えてもらえます。
東林間ぞうさん健康麻雀教室について
東林間ぞうさん健康麻雀教室は、相模原市南区上鶴間にある健康麻雀の教室です。小田急江ノ島線・東林間駅から徒歩約1分の場所にあり、相模原市内のほか、町田市方面からもお越しいただけます。
教室では、牌の積み方からお伝えしています。この記事で挙げたつまずきポイントは、どれも初めての方が必ず通る場所ですから、一つずつ確認しながら進めていきます。
大切にしているのは、「わからない」と言いやすい雰囲気づくりです。麻雀は場面が流れていくものなので、聞きそびれると置いていかれた気持ちになります。だからこそ、その場で聞ける空気があることを何より重視しています。
賭けない・飲まない・吸わない健康麻雀ですので、勝ち負けだけを競う場ではありません。「ぞうさんは、ゆっくりでも大丈夫。」という言葉を教室の合言葉にしています。
レッスンは午前教室(10時00分〜12時30分)と午後教室(13時30分〜16時00分)がそれぞれ2,200円(税込)、一日パック(10時00分〜16時00分)が3,500円(税込)です。開催日や見学・体験のご相談は、教室までお問い合わせください。
よくある質問
Q. 麻雀を覚えるのに、どのくらい時間がかかりますか? A. 覚える速さには個人差があります。数回で流れがつかめる方もいれば、もう少し時間がかかる方もいらっしゃいます。どちらも珍しいことではありませんので、ご自分のペースで進めていただければ大丈夫です。
Q. 自宅で予習してから通ったほうがいいですか? A. 予習は必要ありません。牌に触れたことがない状態から始めていただけます。むしろ、間違った覚え方をしてしまうと直すのに時間がかかることもあるため、最初は一緒に確認しながら進めるほうがおすすめです。
Q. 何回かやってみて難しいと感じました。向いていないのでしょうか? A. 数回で難しいと感じるのは、ごく自然なことです。麻雀は覚える量が多いため、最初は誰でも戸惑います。今どこでつまずいているのかがはっきりすれば、進め方を調整できます。
Q. 点数計算ができないままでも参加できますか? A. 参加できます。実際の場では早見表を使ったり、周りで確認し合ったりしながら進めることが多くあります。点数計算は、打つことに慣れてから少しずつで構いません。
Q. 相模原市や町田市から通えますか? A. 通えます。教室は東林間駅から徒歩約1分ですので、小田急江ノ島線沿線からお越しいただけます。
まとめ
この記事の要点を三つにまとめます。
ひとつ、麻雀が難しいのではなく、覚える順番を間違えると難しくなります。牌の名前、三枚組の形、あがりの形、代表的な役。この順で進めるのが近道です。
ふたつ、点数計算は後回しで構いません。ここを最初に持ってきてしまうことが、麻雀を嫌になる最大の原因です。
みっつ、つまずく場所はだいたい決まっています。今どこで止まっているのかがわかれば、あとは順番に越えていくだけです。
麻雀は、勝つためだけのものではありません。習い、少しずつできることが増え、仲間と笑える時間も麻雀の魅力です。東林間ぞうさん健康麻雀教室では、ゆっくり覚えたい方も安心して学べる環境づくりを大切にしています。
見学・体験のご相談について
もし今、どこでつまずいているのかご自分でもはっきりしないという方は、一度その場で見てもらうのがいちばん早い解決になります。東林間ぞうさん健康麻雀教室では、麻雀を初めて学ぶ方からの見学・体験のご相談を受け付けています。
東林間ぞうさん健康麻雀教室 神奈川県相模原市南区上鶴間6丁目31-8 小田急江ノ島線「東林間駅」から徒歩約1分 平日10時〜18時