耳が遠い・目が見えにくくても麻雀はできる?シニアが安心して楽しむ工夫

「麻雀をやってみたいんだけど、耳が遠くてね。皆さんに迷惑じゃないかしら」

「細かい字が見えにくいのよ。牌の絵柄、読めるかしら」

こうしたご心配、お問い合わせの中で少しずつ、でも確かにいただきます。

そしてこの心配は、ご本人だけでなく、親御さんの趣味を探しているご家族からも寄せられます。

先に、お答えします。

耳が遠くても、目が見えにくくても、麻雀は楽しめます。

むしろ麻雀は、数ある室内の遊びの中でも、耳や目への負担が少ないほうのゲームなんです。

今日はその理由と、教室でできる工夫についてお話しします。

結論:麻雀は「目と耳にやさしい」つくりのゲームです

意外に思われるかもしれませんが、麻雀というゲームの成り立ちを見ていくと、見えにくさ・聞こえにくさに強い特徴がいくつもあります。

麻雀は、短い発声と目に見える動作だけで進むゲームです。そして牌には彫りがあり、指先の感触でも読めるようにできています。 長い聞き取りも、細かい文字の読解も、実はほとんど要りません。

ひとつずつご説明しますね。

耳が遠い方へ|麻雀は「おしゃべりが聞き取れなくても」成立します

ゲームの進行に必要な言葉は、ほんの数種類です

麻雀で発する言葉を数えてみてください。

「ポン」「チー」「ロン」「ツモ」「リーチ」。

これだけです。しかも、どれも短く、はっきりした音の言葉ばかり。長い文章を聞き取る場面は、ゲームの進行上ほとんどありません。

耳より、目で追えるゲームです

さらに言えば、麻雀は動作が全部見えるゲームです。

誰かが牌を捨てれば、卓の上に置かれます。リーチをすれば、点棒が場に出て、牌が横向きに置かれます。ポンをすれば、牌が卓の脇に開かれます。

つまり、仮に声が聞き取れなくても、卓の上を見ていれば何が起きたかわかるようにできているんです。何百年も遊ばれてきたゲームの、よくできたところだと思います。

会話が聞き取りにくい場面があっても、ゲームは止まりません。そして必要なことは、私が近くでゆっくり、何度でもお伝えします。

目が見えにくい方へ|牌は「指でも読める」ようにできています

牌には、彫りがあります

麻雀牌の絵柄は、印刷ではなく彫ってあります。表面を指でなぞると、絵柄の凹凸がはっきりわかります。

昔の麻雀打ちには、牌の表を見ずに指の感触だけで何の牌か当てる「盲牌(もうぱい)」という技があったほどです。それくらい、麻雀牌は触覚の情報が豊かな道具なんですね。

細かい字がびっしり書かれたカードゲームや、小さなマスを読む必要のあるゲームと比べると、麻雀の牌は大きく、絵柄も太く、色もはっきりしています。「見る」と「触る」の両方で確かめられる遊び道具は、実はそう多くありません。

当教室の牌は、なるべく大きいものを選んでいます

そのうえで、当教室としてやっていることがあります。

まず、麻雀牌そのものを、なるべく大きいものを選んで揃えています。牌がひと回り大きいだけで、絵柄の見えやすさはまるで違います。手に取ったときの持ちやすさも変わりますから、見えにくい方だけでなく、初めて牌に触る方にも扱いやすいはずです。

そして、店内は明るく、卓は見やすい位置に配置しています。開校のときから、暗い雀荘のイメージとは反対の、明るく清潔な空間を目指してつくった教室です。窓際の席がいい、光の反射が気になる、といったご希望があれば、席についてもご相談ください。

老眼鏡は、どうぞお持ちください

普段お使いの方は、老眼鏡もお持ちいただくと安心です。特に、他の方の捨て牌など、少し離れた牌を見るときに違いが出ます。手元用と遠く用で使い分けている方は、両方あると快適です。

教室として、心がけていること

設備の話より先に、姿勢の話をさせてください。当教室が大切にしているのは、こういうことです。

聞こえにくい・見えにくいことを、隠さなくていい教室に

いちばんお願いしたいのは、最初に一言、教えていただくことです。

「右の耳が聞こえにくいの」 「小さい字が見えにくくて」

その一言をいただければ、こちらの動き方が変わります。聞こえやすい側からお話しする。牌の名前を口で言うだけでなく、指で示す。確認をひとつ増やす。どれも、知ってさえいれば簡単にできることです。

当教室は「わからない」と言いやすい雰囲気を何より大切にしていますが、それは「聞こえなかった」「見えなかった」も同じです。聞き返すことは、恥ずかしいことではありません。 何度でもどうぞ。

急かさない、は耳と目にも効きます

以前から当教室では「急かさない」ことを大切にしてきました。

これは、覚える速さの話だけではありません。聞こえにくい方が聞き返す時間、見えにくい方が牌を確かめる時間。その全部を含めて、待つのが当たり前の教室でありたいと思っています。

半荘の途中でお帰りいただいても構わない教室です。目や耳が疲れたら、休みながらで大丈夫です。

ご家族の付き添い見学も歓迎です

「本人は乗り気だけど、実際にやっていけるか心配で」というご家族は、どうぞご一緒に見学にいらしてください。見学は無料です。

教室の音の環境、明るさ、卓との距離感。文章でどれだけ説明しても、こればかりは見ていただくのがいちばん確実です。ご本人の様子を隣で見ていただいたうえで、続けられそうか、ご家族で話し合っていただければと思います。

補聴器・眼鏡との付き合い方

実際にいらっしゃる際の、細かい点もお伝えしておきます。

  • 補聴器は、普段どおりお使いください。 当教室は賭けない・飲まない・吸わない健康麻雀ですので、雀荘のような騒がしさはありません。牌の音はしますが、音楽や怒声が飛び交う環境ではありません
  • 疲れたら、遠慮なく仰ってください。 目と耳は、集中すると思った以上に疲れます。1回の授業は2時間ほどですが、途中で休んでいただいて構いません

東林間ぞうさん健康麻雀教室について

当教室は、東林間駅から徒歩1分、初心者専門の健康麻雀カルチャースクールです。1階の路面店ですので、階段の上り下りなくお入りいただけます。お手洗いも教室内にあります。

麻雀牌に触ったことがない方を前提に、牌の積み方から一つずつお伝えしています。覚える速さには個人差があります。耳や目の事情も、人それぞれです。急がず、比べず、ご自分のペースで。

ぞうさんは、ゆっくりでも大丈夫。

この合言葉は、覚える速さだけの話ではありません。聞こえ方も、見え方も、ゆっくりで大丈夫、という意味だと思ってください。

見学は無料、体験レッスンは500円です。ご不安なことがあれば、お電話でもLINEでも、事前にご相談ください。初めての方の当日の流れは体験・見学の流れをまとめた記事でご紹介しています。

まとめ

要点を3つに整理します。

1. 麻雀は、耳と目への負担が少ないゲームです 発声は短い言葉だけ、進行は目で見えて、牌は指でも読める。当教室では、その牌もなるべく大きいものを選んでいます。

2. 最初の一言で、こちらの動き方が変わります 聞こえにくい・見えにくいことは、隠さず教えてください。配慮は、知ることから始まります。

3. ご家族の付き添い見学も歓迎です 音や明るさの環境は、実際に見ていただくのがいちばんです。見学は無料です。

麻雀は、勝つためだけのものではありません。習い、少しずつできることが増え、仲間と笑える時間も麻雀の魅力です。

耳のこと、目のこと。ご心配ごとがあるからこそ、まずは一度、話しにいらしてください🐘

MaekawaMasayuki

この記事を書いた人

MaekawaMasayuki

「ぞうさん」は、ゆっくりでも大丈夫。

一歩ずつ学び、一緒に笑い合える、温かな居場所でありたいと思っています。

この「ぞうさん自習室」では、健康麻雀の基礎知識や教室の日常、役立つ情報などを発信しています。

皆さまと教室でお会いできる日を、心より楽しみにしております。