60代・70代の趣味に麻雀が選ばれる理由|続けやすさを他の趣味と比較

定年後の趣味を探していると、候補はいくつも出てきます。カラオケ、囲碁や将棋、ウォーキング。どれも良さそうに見えて、かえって迷ってしまうものです。そのなかで、なぜ麻雀を選ぶ方がいるのでしょうか。

この記事では、他の趣味と比べたときに麻雀にどんな特徴があるのかを、良い面も向かない面も含めてお話しします。

先にお伝えすると、麻雀が選ばれている理由は「面白いから」というより、続けやすい条件がそろっているからです。天候に左右されず、一人で行っても会話が生まれ、初心者でも勝つことがある。この三つがそろう趣味は、実はそう多くありません。

東林間ぞうさん健康麻雀教室にも、他の趣味と迷ったうえでお越しになる方がいらっしゃいます。

趣味選びで難しいのは、始めることより続けること

新しい趣味を始めること自体は、それほど難しくありません。難しいのは、半年後も続いていることです。

続かなくなる理由は、だいたい決まっています。雨や暑さで足が遠のいてしまう。膝や腰が痛くて一度休むと、そのまま行かなくなる。一人でやっていると張り合いがない。上達している実感がわかない。どれも、よくあることです。

つまり趣味選びは、「楽しそうか」だけで決めると外れやすいということですね。自分の暮らしのなかで無理なく回るかどうか、という視点が要ります。

そこで以下では、シニア世代に人気のある三つの趣味と麻雀を並べてみます。どれが優れているという話ではなく、性質の違いを整理するためのものです。

カラオケやコーラスと比べてみると

共通しているのは、人が集まる場であることと、声を出す機会があることです。どちらも、家に一人でいるより自然と会話が増えます。

違いは、時間の使われ方にあります。カラオケには順番待ちの時間がありますし、コーラスは決まった日に決まった曲を練習していきます。人前で歌うことに少し抵抗がある、という方には勇気が要る場面もあるかもしれません。

麻雀は、自分の番が数十秒ごとに回ってきます。待っている間も、ほかの方が何を捨てたのかを見ていますので、手持ち無沙汰になることがありません。歌う自信はないけれど人の輪には入りたい、という方が麻雀を選ばれることもあります。

とはいえ、思い切り声を出したあとのあの爽快感は、歌ならではのものです。そこは麻雀では味わえません。

囲碁や将棋と比べてみると

頭を使う室内の趣味という点で、麻雀にいちばん近いのが囲碁と将棋です。天候に左右されないところも同じですね。

大きな違いは、二つあります。

ひとつは人数です。囲碁と将棋は二人で向かい合いますので、相手が見つからなければ始まりません。麻雀は四人で卓を囲みますから、教室に行けばその日のうちに相手が決まります。会話も、一対一より三人以上のほうが自然に広がっていきます。

もうひとつは、実力差の出方です。囲碁と将棋は、実力がほぼそのまま結果になります。始めたばかりの方が経験者に勝つことは、まず起こりません。ところが麻雀には運の要素がありますので、始めて三か月の方が十年打っている方に勝つことが本当に起こります。

競技としては不確かな部分ですが、初心者が続けるうえではこれが大きな助けになります。最初の数か月で「一度も勝てない」という状態になりにくいからです。ただ、実力が着実に積み上がっていく手ごたえは、囲碁や将棋のほうが感じやすいでしょう。運に左右されるのは好きではない、という方もいらっしゃると思います。

ウォーキングや体操と比べてみると

体を動かす習慣の大切さは、麻雀では代わりになりません。ここは正直に申し上げます。歩くこと、体を動かすことには、それ自体に価値があります。もし今ウォーキングを続けられているなら、やめる理由はどこにもありません。

麻雀が補えるのは、別の部分です。雨の日、真夏、真冬。外に出にくい季節に、予定がぽっかり空いてしまう問題ですね。

屋内で完結する趣味をひとつ持っていると、天候に関係なく出かける理由が残ります。膝や腰の具合で歩く距離を減らした時期にも、外に出るという習慣そのものは途切れません。

ですので、どちらかを選ぶというより、外の趣味と中の趣味をひとつずつ持っておく。そんな考え方をおすすめしたいところです。

麻雀が続きやすい四つの理由

ここまでの比較を、あらためて整理してみます。

ひとつめは、天候と季節に左右されないこと。屋内で行いますので、雨の日も真夏も予定が変わりません。一年を通して同じリズムで通えます。

ふたつめは、一人で行っても会話が生まれること。麻雀は四人でひとつの卓を囲みますから、一人でいらした方どうしが自然と同じ卓になります。友人を誘わないと始められない趣味とは、この点が違いますね。

みっつめは、初心者でも勝つことがあること。運の要素があるおかげで、始めたばかりの方にも勝つ機会が回ってきます。最初の数か月を乗り越えやすい仕組みになっているわけです。

よっつめは、覚えることが段階的にあること。牌の名前、役、点数の数え方、打ち方の考え方。次に覚えることが常にありますので、慣れてきた頃に飽きてしまう、ということが起こりにくい趣味です。

ご家族が親の趣味を探すとき、見ているのはどこか

ここからは、ご家族の方に向けたお話です。

親が最近あまり出かけなくなった。話し相手が減ったようだ。そうしたことが気になって、「認知症」という言葉で調べ始めるご家族は、決して少なくありません。

はっきり申し上げますと、麻雀に医学的な効果があると言い切ることはできません。そう断言している情報については、少し慎重に読まれたほうがよいと思います。

教室としてお伝えできるのは、もっと地味なことです。週に一度、出かける予定ができる。名前を呼び合う相手ができる。頭を使って考える時間ができる。

この三つが暮らしのなかに戻ってくることには、それだけで意味があると思っています。予定があるから服を選び、玄関を出て、駅まで歩く。帰ってきたら、その日にあったことを話す材料ができている。

ご家族としては、効果を期待するというより、外に出る理由をひとつ増やす。そんな感覚で考えていただくのがよいのではないでしょうか。

麻雀が向かないこともあります

良いことばかり書いても、実際にいらしたときに「思っていたのと違う」となっては意味がありません。合わない場合についても、正直に書いておきます。

まず、長く座っているのがつらい方です。麻雀は座って行いますので、腰や膝の具合によっては二時間半でもきついと感じられることがあります。その場合は、短い時間の枠から試していただくのがよいと思います。

次に、勝ち負けが気になりすぎる方。健康麻雀でも勝敗はつきますから、負けが続いた日に気持ちが沈むという方はいらっしゃいます。ただ、お金を賭けないぶん、翌日まで引きずりにくいという面はあります。

それから、静かな環境でないと落ち着かない方。牌をかき混ぜる音、笑い声、話し声。教室のなかは、決して静かではありません。にぎやかな場所が苦手な方には、向かない可能性があります。

最後に、一度に多くを覚えるのが負担な方。これは進め方の問題でもありまして、ゆっくり教えてもらえる場所を選べば解決しますが、いきなり実戦から入る場所ですと苦しくなってしまいます。

こうした点は、文章を読むだけでは判断がつきません。一度見学に行ってみるのが、いちばん確実です。

東林間ぞうさん健康麻雀教室について

東林間ぞうさん健康麻雀教室は、神奈川県相模原市南区上鶴間にある、初心者向けの健康麻雀教室です。小田急江ノ島線「東林間駅」から徒歩約1分、雨の日でもほとんど濡れずに通える距離にあります。

麻雀牌に一度も触れたことがない方からのご相談も受け付けています。牌の名前や並べ方から、順を追ってご説明しますので、何も知らないままお越しいただいて大丈夫です。

教室が大切にしているのは、「わからない」と言いやすい雰囲気です。覚える速さには個人差がありますから、ほかの方と比べることなく、ひとつずつ確認しながら進めていきます。植物や木の温かみを感じられる、明るく清潔感のある部屋でお待ちしています。

レッスンは午前と午後に分かれています。午前教室は10時00分から12時30分まで、午後教室は13時30分から16時00分まで、どちらも2,200円です。午前と午後を通してご参加いただける一日パックは、10時00分から16時00分までで3,500円になります。料金はすべて税込です。

初めての方は、午前か午後のどちらか一方から始めていただくのがよいと思います。座っている時間の長さを、まずご自身で確かめていただけますので。

お金を賭けず、お酒も飲まず、たばこも吸わない健康麻雀ですから、女性おひとりでのご参加も検討しやすい環境です。相模原市内のほか、町田市や中央林間、南林間方面からもお越しいただいています。

よくある質問

60代から始めても遅くありませんか。

遅くありません。麻雀は体力を競うものではありませんし、始める年齢が結果を大きく左右する趣味でもありません。70代、80代から始められる方もいらっしゃいます。

ウォーキングを続けています。麻雀も始めると多すぎませんか。

性質が違いますので、両立しやすい組み合わせです。天気の良い日は歩き、雨の日は麻雀、という使い分けをされる方もいらっしゃいます。無理のない範囲でお考えください。

囲碁や将棋の経験がないと難しいですか。

関係ありません。麻雀は麻雀のルールで動きますので、ほかのゲームの経験がなくても不利になることはありません。

親に勧めたいのですが、本人が乗り気ではありません。

無理にお誘いにならないほうがよいと思います。まずはご家族が見学にいらして、様子をお伝えいただくという方法もあります。見学のご相談は教室で承っています。

どのくらいの頻度で通うものですか。

決まりはありません。毎週いらっしゃる方も、月に数回という方もおられます。開催日程については、教室までお問い合わせください。

まとめ

麻雀が60代・70代の趣味に選ばれているのは、天候に左右されず、一人でも会話が生まれ、初心者にも勝つ機会があるという続けやすさが理由です。

囲碁や将棋、カラオケ、ウォーキングと比べてみると、それぞれ得意な部分が違います。どれかひとつに絞るのではなく、外の趣味と室内の趣味をひとつずつ持っておくのが現実的だと思います。

そして、座っている時間や場の音など、合わない場合もあります。見学で確かめてから決めるのが確実です。

麻雀は、勝つためだけのものではありません。習い、少しずつできることが増え、仲間と笑える時間も麻雀の魅力です。東林間ぞうさん健康麻雀教室では、ゆっくり覚えたい方も安心して学べる環境づくりを大切にしています。

「他の趣味と迷っている」という段階でも構いません。まずは教室の雰囲気を見にいらしてください。麻雀を初めて学ぶ方からのご相談も、ご家族からのご相談も受け付けています。

小田急江ノ島線「東林間駅」から徒歩約1分。相模原市南区上鶴間で、お待ちしています。

MaekawaMasayuki

この記事を書いた人

MaekawaMasayuki

「ぞうさん」は、ゆっくりでも大丈夫。

一歩ずつ学び、一緒に笑い合える、温かな居場所でありたいと思っています。

この「ぞうさん自習室」では、健康麻雀の基礎知識や教室の日常、役立つ情報などを発信しています。

皆さまと教室でお会いできる日を、心より楽しみにしております。