「今日は半荘(はんちゃん)で回しましょうか」
教室でそんな声が聞こえてくると、初めての方はきょとんとされます。
はんちゃん。字だけ見ても読めませんし、意味も見当がつきませんよね・・
この記事では、半荘とは何か、東場・南場とはどういうことかを、順を追ってご説明します。麻雀の「時間の区切り方」の話だとお考えください。
東林間ぞうさん健康麻雀教室です。どうぞよろしくお願いいたします。
結論:半荘とは、麻雀の「1試合」のことです
先に答えをお伝えします。
半荘(はんちゃん)とは、麻雀を何回か続けて行う、ひとまとまりの単位のことです。
野球でいえば9回、サッカーでいえば前後半90分。それにあたるものが、麻雀では半荘です。
麻雀は1回あがって終わりではありません。何度も繰り返して、最後に点数を比べます。その「何度も」の区切りが半荘なんですね。
まず「局」を知ってください
半荘の話をする前に、もう少し小さい単位から。
1回分の勝負を「局(きょく)」といいます
牌を積んで、配って、引いて捨てて、誰かがあがる。ここまでで1局です。
誰もあがれずに牌がなくなって終わることもありますが、それも1局と数えます。
半荘は、この局をいくつか集めたものです。
局は、親を交代しながら進みます
1局ごとに、親が右隣の方へ移っていきます。
親というのは、その局だけ少し特別な立場になる人のことです。あがったときにもらえる点数が多く、そのかわり払うときも多くなります。
4人で順番に親を務めながら、局を重ねていく。これが半荘の中身です。
東場・南場とは何ですか
ここが今日の本題です。
4人が親を1周すると「東場」が終わります
最初の1周を、**東場(とんば)**と呼びます。
順番はこうなります。
- 東一局(とんいっきょく)
- 東二局(とんにきょく)
- 東三局(とんさんきょく)
- 東四局(とんよんきょく)
4人が1回ずつ親を務めたところで、東場は終わりです。
続く2周目が「南場」です
そして、もう1周します。これを**南場(なんば)**と呼びます。
- 南一局(なんいっきょく)
- 南二局(なんにきょく)
- 南三局(なんさんきょく)
- 南四局(なんよんきょく)
ここまで終わったら、半荘の完了です。
つまり——
東場(4局)+ 南場(4局)= 半荘(8局)
全員が2回ずつ親を務めた、ということですね。
なぜ東と南なのですか
麻雀には東・南・西・北という牌があり、この順番が方角の並びとして使われています。
半荘では、そのうち最初の2つ、東と南だけを使うわけです。
「じゃあ西と北はどこへ?」と思われるかもしれません。実は、東から北まで4周する打ち方もあるんですよ。ただ、時間がかなりかかるため、今はあまり行われていません。
現在いちばん一般的なのは、東と南の2周。これが半荘です。
「東風戦」という短い形もあります
もうひとつ、耳にするかもしれない言葉です。
**東風戦(とんぷうせん)**といって、東場だけで終わる形があります。
- 東風戦 … 東場のみ(4局)
- 半荘 … 東場+南場(8局)
半分の長さですね。時間がないときや、短く楽しみたいときに使われます。
当教室では半荘を基本にしていますが、この言葉も覚えておくと、どこかで聞いたときに戸惑わずに済みます。
半荘は、どのくらい時間がかかりますか
気になるところだと思います。
慣れた方同士で、だいたい1時間前後というところでしょうか。
ただ、これはあくまで目安です。覚えている途中の方が入れば、考える時間が長くなりますので、もっとゆっくりになります。教室ではそれが普通ですから、どうぞお気になさらず。
それに——
途中で抜けても大丈夫です
当教室では、半荘の途中でお帰りいただいても構いません。
「最後まで打ち切らないといけないのでは」と気にされる方がいらっしゃいますが、その心配はいりません。
理由はシンプルで、ここが教室だからです。
麻雀を打つことは、あくまで学びの過程です。1試合を完走することが目的ではありませんので、ご予定やご体調に合わせてお帰りいただけます。
「午後から用事があるので」 「少し疲れたので、今日はこのへんで」
どちらもまったく問題ありません。
途中で名前を聞き逃しても大丈夫
「今、南三局です」
そう言われても、最初のうちは何のことかわからないと思います。
でも、心配はいりません。局の名前を覚えていなくても、麻雀は打てます。
自分の番が来たら、牌を引いて捨てる。それだけで場は進んでいきます。今が何局目かは、周りの方が把握してくださっています。
だんだん耳に入ってくるうちに、「ああ、そろそろ終わりに近いんだな」といった感覚がつかめてきます。それで十分です。
覚える順番については、初心者がつまずきやすいポイントをまとめた記事でも詳しくお話ししています📖
半荘の面白さは、最後まで読めないこと
最後に、半荘という仕組みの面白いところを。
麻雀は、1局ごとに勝ち負けが決まるのではありません。8局を通した合計点で決まります。
これがどういうことかというと——
序盤で大きく沈んでも、最後の一局で順位がひっくり返ることが本当にあるんです。
逆に、ずっと調子が良かった方が、最後で追い抜かれることもあります。
だから、最後まで気が抜けない。そして、途中で沈んでも諦めなくていい。
「まだ南四局があるから」
そんな会話が生まれるのも、この仕組みがあるからこそだと思います。
東林間ぞうさん健康麻雀教室について
当教室は、東林間駅から徒歩1分の場所にある、初心者専門の健康麻雀カルチャースクールです。1階の路面店ですので、見つけやすいかと思います。
麻雀牌に触ったことがない方を前提に、基礎からお伝えしています。基本のレッスンは手積みの卓で行い、牌を混ぜて積むところから。ご自宅でご家族と卓を囲めるようになりますよ。
半荘という言葉も、局の名前も、今日は覚えなくて構いません。実際に打ちながら、そのつど「今こういう状況です」とお伝えします。そのほうが、ずっと早く身につきます。
「わからない」と言いやすい雰囲気を、何より大切にしています。何度でも、その場で聞いてください。
賭けない、飲まない、吸わない健康麻雀です。勝ち負けを競う場ではありませんので、点数がわからなくても大丈夫です。
覚える速さには個人差がありますので、急がず、人と比べず、ご自分のペースで。
ぞうさんは、ゆっくりでも大丈夫。
これが教室の合言葉です。
見学は無料、体験レッスンは500円です。相模原市内はもちろん、町田市や相模大野、中央林間方面からもお越しいただけます。当日の流れは体験・見学の流れをまとめた記事でご紹介しています。
まとめ
最後に、この記事の要点を3つに整理します。
1. 半荘とは、麻雀のひとまとまりの試合のこと 1局ごとではなく、8局を通した合計点で勝負が決まります。
2. 東場4局+南場4局=半荘 全員が2回ずつ親を務めたら終わりです。時間はおおよそ1時間前後。
3. 局の名前は覚えなくて大丈夫 打っているうちに自然と耳に入ってきます。途中で抜けても構いません。
麻雀は、勝つためだけのものではありません。習い、少しずつできることが増え、仲間と笑える時間も麻雀の魅力だと思っています。
言葉より先に、まずは牌に触ってみてください。見学や体験のご相談を承っております🐘